- 大きくなったら子どもに想像力豊かになってほしい
- 子どもの語彙力を増やしたい
そんな時にふと思い浮かぶのが絵本の読み聞かせではないでしょうか?
最近では絵本の読み聞かせに関する書籍も増えていますよね。
そんな私も絵本を読み聞かせるきっかけになったのは「子どもの脳がグングン育つ読み聞かせのすごい力」がきっかけでした。
本記事では、子どもに実際に100冊以上読み聞かせた中から、0歳児の時に買って良かった絵本を月齢別に紹介。
一方で、この本は0歳児には少し早かったといった失敗談なども後半で紹介しています。
お子さんに読み聞かせる絵本の参考になれば嬉しいです!
- 0歳児向けに買ってよかった絵本を8冊紹介
- 月齢別の子どもの反応もまとめました!
- 0歳児には早かった!失敗談エピソード
0歳児向けの絵本の選び方:5つのポイント
では実際にこのような効果が期待できる絵本はどのような基準で選べば良いのでしょうか。
実際に100冊以上読んで、子どもの反応が良かった本の特徴は5つ。
- コントラストがはっきりしている
- 文字が少ない
- 音が鳴る
- 紙質のしっかりした本(ボードブック)
- 手に取りやすい大きさ
その他、日本の絵本だけでなく海外の絵本を買うことも最近は増えています。
絵のタッチが違うのはもちろんですが、多様な人種や肌の色を知るきっかけにもなると考えているからです。
コントラストがはっきりしている
赤ちゃんは視空間認知が未熟で、特に生まれてしばらくは視力も悪くコントラストの低いものしか識別できません。
そのため、特に月齢の低い時期は黒・赤・青・緑といったはっきりした色の絵本が赤ちゃんも見やすいです。
特に月齢の低い時期はコントラストのはっきりした本ばかり見せていました
文字が少ない
赤ちゃんの時期は集中力が短いので1ページじっくり見ることはほとんどありません。
特に自分で何かできるようになる1歳近くになると、絵を見るより自分でページをめくる方が楽しい様子。
そのため、この時期に選ぶ本については文字数は少ないもののほうが赤ちゃんも飽きずに絵本を楽しめそうです。
文字がない絵本は自分でストーリーを作って読んでいます!
音が鳴る
ボタンを押すと音楽や音がなるタイプの絵本です。
自分でボタンを押せなくても代わりに押してあげることでその本や音に興味を持つことができます。
うちの子に関しては音が鳴る絵本が一番お気に入りです!
紙質のしっかりした本(ボードブック)
月齢が進むと、本を破ることが増えてきます。
ペラペラな本は破れやすく、一度ハマるとビリビリに破いてしまうので、できれば紙質のしっかりしたボードブックをおすすめします。
新本をビリビリにされると流石にショックです・・・
手に取りやすい大きさ
赤ちゃんが手で持ちやすいのも絵本に興味を持ってもらうポイントの一つ。
あまり分厚くなく、両手で持ちやすいサイズを選ぶと良いでしょう。
絵本を取りやすい!とより身近に感じられますよね🎵
【0歳】買ってよかった絵本
実際に読み聞かせして良かった本を8冊紹介します。
あくまで我が家の場合ですが、月齢に応じて本人が興味を持つ絵本も変化したので、おすすめ時期もレビューに入れています。
- 文字量:1ページの文字量の度合い
- 興味度:娘が興味を持った度合い
- おすすめ時期:〜生後半年、生後半年〜、生後9ヶ月〜1歳頃、新生児〜1歳までの4段階で評価
【柔らかい素材で持ちやすい】Visual Quiet Book
- 文字量:文字なし
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:〜生後半年
一番初めに買った布絵本。
素材が柔らかいので、新生児から安心して使えます。
つかむ・回す・触るといった動作で遊ばせつつ、色や形を教えていました。
特に半年頃まではほとんど毎日これで遊んでいた記憶があります。
【大人気絵本】しましまぐるぐる
- 文字量:少ない
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:新生児〜1歳まで
赤・黒・緑・黄色・青・ピンクといった原色を中心に使い、しま模様とぐるぐる模様を楽しむ絵本。
新生児時期はほぼ私が読んでみるだけでしたが、1歳近くなると模様を自分で触ったりして遊ぶようになりました。
本人もページをめくりやすいのか、かなりの頻度で本棚から取り出して読んでいます。
【コントラストが楽しい】あかくろくろ
- 文字量:少ない
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:新生児〜1歳まで
赤・黒・白をメインにした絵本。
しましまぐるぐるを横において、同じ色のページを開きながら色を教えています。
生後半年くらいまでは毎日読み聞かせしていましたが、1歳近くなるとしましまぐるぐるの方がお気に入りだった様子。
【絵本を見ながらスキンシップ】あかちゃんことば
- 文字量:少ない
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:生後半年〜
めくったり閉じたりできる仕掛け絵本。
「いないいないばぁ」や「お腹をこしょこしょ」など、絵本を見ながら実際に子どもとスキンシップを取れるので、楽しさも2倍に!
子どもは一人でめくれるようになると、それが楽しいみたいで、一人で絵本をじっと見ながら遊んでいます!
【薄いのに破れない!】Let’s Be Kind
- 文字量:少ない
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:生後半年〜
海外の絵本を通して人種や肌の違いなどの認識・理解を深めてほしいという想いで購入した1冊。
Amazonで購入したのですが、最初ペラペラすぎて失敗した・・・と思いました。
が、この絵本破れないんです!
しかもすごく薄いので持ち運びにも便利だし、子どももめくりやすそう!
この子は何してるのかなぁ?など子どもに話しかけながら読んでいます。
シャカシャカ音が鳴る:わたしのたいせつなあなたへ
- 文字量:普通
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:生後半年〜
ハート型の絵本で振ると音が鳴るタイプの絵本。
さすが海外の絵本だけあって色もカラフル!
大人が見ていても気分の上がる1冊です。
一緒に本を開きながらシャカシャカ振って読んでいます。
絵も音も楽しめる:おにわのおと
- 文字量:普通
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:生後9ヶ月〜
音が鳴る仕掛け絵本。
各ページで1つ鳥や自然の音が鳴ります。
この音が予想以上に本物のようで大人が聞いていても癒されます。
まだ我が子はボタンを上手に押せないですが、代わりに音を鳴らしてあげるととても喜びます。
1歳以降も長く使えそうな絵本です。
一緒に歌いながら楽しめる!うさぎのダンス
- 文字量:なし(歌詞のみ)
- 興味度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- おすすめ時期:生後9ヶ月〜
ボタンを押すと音楽が流れる絵本。
全9曲、英語と日本語の音楽が入っています。
カラオケバージョンにしたり、音楽を鳴らしながらリズムボタンを押して音を出すこともできるので、子どもは大満足の様子。
1歳手前頃からボタンを押すことにとても興味を持ちはじめたので、この絵本も楽しんで読んでいます。
最近は音楽に合わせて手を叩くようにもなりました!
0歳児には失敗だった本
本としては素晴らしいけど、0歳児にはまだ早かったという失敗談もあるので共有します。
それは紙質の比較的薄い仕掛け絵本です。
おそらく2,3歳児には楽しいのだと思うのですが、0歳児にとっては破いたり思い切り引っ張りたいお年頃。
買って開いた早々ビリビリビリ・・・
絵本を開くとどうしても触りたがり、破いてしまうのでもう少し大きくなるまで見せるのをやめました。
仕掛け絵本は大人が見ても気持ちが上がりますね。
子どもの成長を見ながら仕掛け絵本も色々増やしたいなと思っています。
破きながらニコニコした表情を見て、まだ早いなと痛感しました
絵本はいつから読ませるのが良い?
私の場合は2,3ヶ月の時から読み聞かせを始めました。
というのも、月齢の低い時に時々来てくださっていたベビーシッターの方が2人のお子さんを育てる元保育士の方だったのですが、とにかく新生児の時からたくさん読み聞かせをしていたそうです。
結果、子どもは大きくなっても本が大好きで国語も得意。
語彙を身につけるのも早かったと聞いたのがきっかけでした(もちろん個人差があります。)
また、子どもの脳がグングン育つ読み聞かせのすごい力や、「語りかけ」育児~0~4歳を読み、赤ちゃんと絵本を通してコミュニケーションを取るのも大事と感じたからです。
とはいえ、最初の頃は本当に効果あるのだろうか?と思いながら読んでいました
絵本の読み聞かせの効果
そもそも0歳児にとって絵本の読み聞かせにはどのような効果があるのでしょうか。
「ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ」では次のような効果があると書かれてます。
- 親子のコミュニケーションを図る
- 情操教育
- 本を好きになる
- 集中力を養う
- 言語教育
- 伝える力
- 思考力
- 読解力
これらは、どれも子どもが成長する上で重要な力ですよね!
買ってよかった絵本0歳編:まとめ
以上、0歳向け本当に買ってよかった絵本を紹介しました。
絵本の読み聞かせを通して子どもとたくさんコミュニケーションを図れるのも絵本の魅力の一つですよね。
たくさんの本と触れ合うことで、きっと絵本が大好きな子になりますよ!