- 仕事復帰もしたいし、なるべくなら子どもを0歳児クラスに入れたい。
- でも0歳で預けて後悔したり周りから愛情不足と言われないかな・・・
本記事では、お子さんを保育園に入れるタイミングに悩まれている方に向けて、私が子どもを0歳4ヶ月で預けた体験談をお伝えします。
結論、保育園に預ける前も預けた後も葛藤はありました。でも私たち親子にとってこの選択は良かったと思っています。
あくまで私と子どもの体験談ではありますが、参考になれば嬉しいです。
- 子どもを0歳4ヶ月で預けた理由
- 保育園見学のポイント
- 子どもが愛情不足を感じないために工夫したこと
- 保育園に預けて良かったこと、悪かったこと
- 第一子
- 春生まれ
- 秋に生後4ヶ月で認証保育園に入園
【愛情不足だから?】子どもを0歳4ヶ月で保育園に預けた2つの理由
本当は一緒に過ごしたいという気持ちもあったけど・・・
子どもを0歳児で預けた理由は2つ。
- 仕事をしたかった
- 子どもに早いうちからたくさんの経験をさせたかった
後者については、夫とも生まれる前から自立心は早いうちから育てるために、色々な経験をさせてあげたいねという話をしていました。
ただ、それよりも長年仕事第一で働いてきた私にとって、早く仕事復帰したいという気持ちが正直一番大きかったと今となっては思います。
本来であれば、もっとゆっくり復帰しても良かったし、翌年4月に保育園に入れても遅くないかなと思っていましたが、産休直前にリストラで職を失うことになり、産後は特に強く焦りを感じることが増えました。
子どもと24時間付きっきりで仕事ができない・・・というのも私の場合精神的にもきつかった
とにかく、子育てと仕事を両立したい!そのために後悔したくない!という気持ちが一番強い時期だったと今振り返ると思います。
夏頃に再度保育園探しを開始
もともと認可保育園を検討していたこともあり、出産前に何か所か保育園見学はしていました。
しかし、夏の時点で既に空き枠がかなり限られていることが発覚。
役所のホームページを見ると空き状況を確認できます
空き枠があっても自宅から遠かったり、条件が合わなかったり。
結局認可だけでなく認証保育園まで選択肢を広げて再度探すことにしました。
保育園選びは任せるよと当初言っていた夫でしたが、子どもが長い時間過ごす場所だからと、保育園見学は途中から一緒に参加してもらうことに。
実際に一緒に行ってもらうことで、「ここは運営もリスク管理もしっかりしているね」「ちょっとこの保育園清潔感ないね」「英語に力入れていて良いね」など色々意見を伝えてくれるようになりました。
そして最終的には家から一番近い認証保育園の0歳児クラスに子どもを預けることが決定します。
認可保育園と認証保育園の違い
認可保育園は、国の基準に基づき、都道府県や市区町村から認可を受けた保育施設です。
一方認証保育園は、主に東京都独自の制度であり、東京都が定める基準に基づいて運営される保育施設。
認可保育園は世帯年収によって月額保育料が変わりますが、認可外保育園の月額保育料は、設置者が自由に設定できるため施設ごとに異なります。
子どもが愛情不足を感じないために工夫したこと
さて、子どもの月齢が低いうちに保育園に入れると、
- 愛情不足にならない?
- そんなに早いうちから保育園に預けるなんて、こどもが可哀想じゃない
なんて言われたり聞いたりしますよね。
私も実際に言われました。
自分自身もまだ首の座らない時期から保育園に預けることは果たして正しいのかとたくさん悩みました。
ただ、大事なことは子どもが愛情不足と感じないようにすること。
そして、私たち親もハッピーで過ごせること。
そのためにどうしたら良いか考え保育園に入れました。
私たちが保育園に預ける上で子どもとの関わり方として意識したポイントは3つです。
- 預ける時間を9-17時にする
- 家にいる時間はたくさん一緒に遊ぶ
- たくさんスキンシップをとる
預ける時間を9-17時にする
本来はもっと長い時間仕事をしたい気持ちもあるのですが・・・
小さい時期はなるべく寂しい思いをさせないよう、長くても保育園は9-17時までと決めています。
娘が保育園になれるまでは9-16時までにすることも多々あり、仕事のスケジュールによって調整しています。
あくまでも娘ファーストです!
家にいる時間はたくさん一緒に遊ぶ
我が家は私と夫それぞれフルリモートということもあり、通勤時間がありません。
そのため、朝は子どもが起きる6時から家を出るまでの3時間弱、夜も帰宅から就寝までの3時間は一緒に過ごすことができます。
とにかくこの時間意識しているのは会話をたくさんすること。
夫も早く仕事を終えてくれるので、3人で過ごす時間を大切にしています。
たくさんスキンシップをとる
スキンシップは大事な愛情表現の一つ。
ハグはもちろん、「大好きだよ」と伝えることも意識しています。
それから、自分が寝る時には必ず子どもの体を触って「おやすみ、大好きだよ」と伝えることも継続しています。
ハグするとママもホッとしますよね
【後悔した?】0歳で保育園に預けたメリット、デメリット
保育園に預けてからの時間を振り返り、私自身感じた良かったこと・悪かったこと、そして私からみた子どもの変化についてお伝えします。
メリット
- 自分自身の生活や気持ち充実感を取り戻せた
- 子どもに対してイライラすることがほとんどなかった
- たくさんのお友達ができた
- 人見知りをほとんどしない
- 社会性を早くから身につけることができた
デメリット
- 食べるものについてはある程度許容しなければならないこともあり
- 寝る時間が足りないのかなと思うことがある
- お友達から風邪が移るリスクがある
メリット①:自分自身の生活や気持ちに充実感を取り戻せた
私の場合は、自分自身の生活の中に一人の時間や仕事をする時間が必要なタイプ。
保育園に預けている間、仕事に集中することができたことで生活に充実感を取り戻すことができました。
仕事することで今までの自分に戻れた気にもなって嬉しかったです
メリット②:子どもに対してイライラすることがほとんどなかった
子どもが小さいんだから充実感なんて早いでしょと思う人もいるかもしれませんが、私たち夫婦の考えは、子どももハッピーである前に自分たちもハッピーであることが大切と思うタイプ。
もし保育園に通わせていなかったら、私の場合働けないことに対して夫に当たったり、子育てに不満を抱いていたかもしれません。
生活にメリハリがつき、子どもだけでなく夫に対しても気持ちに余裕を持って接することができました。
メリット③:たくさんのお友達ができた
保育園では最年少ということもあり、ありがたいことにたくさんのお姉ちゃん・お兄ちゃんが子どもの面倒を見てくれます。
やっぱりこういう経験も保育園に通わせているからこそ。
保育園に行くと子どもの名前を呼んでくれる子や、可愛いねーと言ってくれるお友達を見ると、保育園に入れて良かったなと心から思います。
子どもの楽しそうな顔を見ると本当に幸せな気持ちになれます
メリット④:人見知りをほとんどしない
これは、子どもの性格なのか、保育園に早いうちから通っていたからなのか正直なところわかりません。
ただ、初めての人を見ても、人見知りすることがあまりない傾向にあります。
小さい頃から色々な人に囲まれて生活しているのでなれてるのかな?
メリット⑤:社会性を早くから身につけることができた
集団行動を普段からしているためか、我が子はよく観察して行動する傾向があります。
みんなで食事・お昼寝・遊ぶといった行動はやはり家にいたらできなかったこと。
早くから経験させることによって、たくさんのことも学ぶことができ毎日成長を感じます。
その分家では甘えることも結構あります
デメリット①:食べるものについてはある程度許容しなければならないこともあり
幸いアレルギーがないので、何でも食べれるのですが、子どもが小さいうちは食品添加物や砂糖をなるべく控えたいのが正直なところ。
砂糖を多く使うものについては代用してもらうこともありますが、やはり全てのリクエストは難しいと感じています。
まずは保育園の先生と相談すると良いですよ!
デメリット②:寝る時間が足りないのかなと思うことがある
子どもが通っている保育園はお昼を食べてから14:30までがナップタイム。
生後9ヶ月くらいまでは午前中にも1回、1日計2回寝ていましたが、その後気づけばお昼寝はナップタイムの2時間だけに。
いつも家に帰ると目を擦っているので、やや睡眠が足りないのかなと思うことがあります。
休日は一度寝ると3,4時間爆睡しています
デメリット③:お友達から風邪が移るリスクがある
これはもう仕方ないですね。
とはいえ、生後10ヶ月くらいまではほとんど風邪をひかなかったので、驚いたほど。
1歳頃になり、ようやく保育園で風邪をもらうようになってきました。
その分手洗いは家で徹底しています!
こんな時どうしたの?よくある質問
友人や知人からよくいただく質問をまとめました。
- 授乳について
-
もともと混合ではあったものの、私の場合3,4ヶ月頃から母乳の出が悪くなったので、そのタイミングで徐々に母乳からミルクへ移行しました。最初の一ヶ月は母乳が出なかったこともあり、スムーズに卒乳できました!
- 慣らし保育について
-
通っている保育園が比較的柔軟な対応をしてくれたので、最初の2週間程度は2時間、その後一ヶ月かけて時間を伸ばして行きました。
- 離乳食について
-
離乳食は保育園の方針で3回食になったタイミング保育園で始めました。3回食までは、朝と夜に自宅で離乳食をあげていました。朝は6:30-7:00、夜は17:30-18:00くらいです。
0歳児からの保育園後悔しないために
保育園に早い時期から預けることについては色々な意見があると思います。
私も0歳児から保育園に預けて後悔しないか、保育園に預けた後も考えることは何度もありました。
ただ、実際に子ども預けてみて思うことは、保育園に入れる目的や子どもとの接し方を夫婦でよく話し合うのが大事だと感じます。
子どもにとってはもちろん、私たち夫婦にとっても初めての経験なので、正直色々想定外のことも出てくるだろうという話は最初からしていました。
そのため、
- 子どもが保育園に馴染まなかったらどうする?
- 実際に入ってみて運営・管理方針などが合わない・心配だったらどうする?
といった問題が起きた時にはその時改めて考えようと合意して入園させました。
周りからの意見も大事だと思いますが、一番大切なのはお子さんとあなたがどうしたいか、どうありたいかかなと思います。
そして、たとえ保育園に行かせることで一緒にいる時間が少なくなったとしても、子どもが愛情不足を感じないように愛情表現を欠かさない。
これを徹底すればその想いは必ず伝わります。
結論:0歳から保育園に入れることは愛情不足ではない!
本記事では0歳児の保育園入園について私の実体験をお伝えしました。
私の場合は後悔もしていないし、子どもが愛情不足を感じないように家ではさまざまな工夫をしてきました。
子育てにはさまざまな考え方や意見があり、正解はありません。
ぜひ一つの経験談として参考になれば幸いです。