調布市には色々な産前・産後のサポートがありますが、その中でもおそらく一番使って良かったのがベイビーすこやかです。
本記事では、手続きの方法から実際に使ったサービスのレビューまで紹介します!
ベイビーすこやかとは
ベイビーすこやかは、ヘルパーやベビーシッター派遣を依頼することで子どもの世話や家事をサポートしてもらえるサービスです。
母子健康手帳交付を受けた日から出産後6ヶ月目の末日までの妊産婦及び生後6ヶ月目末日までの乳児のいる家庭が対象となります。
ベイビーすこやかの利用内容
上記の対象者は、1ヶ月のうち7日間まで、1日最大4時間、1時間1,000円でサービスを受けられます。
(生活保護世帯、市民税非課税世帯、ひとり親医療証をお持ちの方は利用料免除)
時間は、9時から18時と長いのも嬉しいポイント。
注意事項としては、キャンセルの場合は利用日前日12:00(正午)までにしないと料金が発生すること。
当日こどもや家族が病気になったり急用ができてしまったとしても料金が発生するので注意が必要です。
支払いは、翌月中旬から下旬にかけて請求書が発送されるので、受け取り次第コンビニで支払います。
ベイビーすこやか利用の流れ
調布市のサービスになるので、市役所での手続きかと思いがちですが、ベイビーすこやかは「調布市子ども家庭支援センターすこやか」での手続きとなります。
以下が手続きの流れです。
調布市子ども家庭支援センターすこやかに連絡をする
手続きには、すこやかの職員の方による家庭訪問が必要です。
そのため、調布市子ども家庭支援センターすこやかに連絡して、訪問日時を決定します。
連絡先:042-481-7733
申請書類を提出
訪問当日は、すこやかの職員が2名で自宅に来てくれます。
所要時間は30-60分程度。
この間に現在の状況(体調面やサポートなど)や産後のサポートなどのヒアリングを受け、同時にベイビーすこやか利用にあたっての注意事項や必要書類を提出します。
書類については、職員の方が持ってきてくれるのでこちらで用意する必要はありません。
母子手帳の確認があるのであらかじめ準備しておくと良いですよ!
すこやかから登録受付通知書が発行される
すこやか職員の方が訪問してから約1週間ほどで登録受付通知書が届きます。
ここに書いてあるURLにIDとPWを入力し、ヘルパー派遣を申し込みます。
サイトにログインしてヘルパー申請する
サイトにログインしてみましょう!
IDと仮PWを入力すると、新しいPW設定が求められます。
アルファベット大文字、小文字、数字をそれぞれ1文字以上入れてPWを設定します。
利用日時とサポート内容を入力する
次に利用情報から申請登録を行います。
利用日、利用開始時刻、利用時間、サポート内容をそれぞれチェックします。
申請情報一覧で内容を確認
申請を行うと、申請情報一覧に内容が表示されるので、内容に相違がないか確認します。
申請の時点では業者とヘルパー欄は空欄です。
申請があった後にすこやかの職員がヘルパーとマッチングを行い、利用日前日までに業者とヘルパー担当者の名前が表示されます。
ベイビーすこやかを実際に使ってみた感想
約半年使ってみて、良い点と残念だった点、サービスを受けるにあたり工夫した点をそれぞれありました。
正直な感想を紹介します。
良かった点①体を休めることができた
サービスを受けている間、体を休めることができたことが一番大きかったです。
とにかく新生児から数ヶ月は本当に寝不足で常に眠い状態が続きました。
子どもを預けている間昼寝ができたことで体を休めることができ、なんとかしんどい時期を乗り越えることができました。
良かった点②自分の時間ができる
産後直後は特に自分の時間が作れません。
一日中子どもと向き合っていると、「これもあれもやりたいのに」「夫は仕事も自分の時間もあって良いなあ」とついつい思ってしまうことが正直ありました。
サポートを受けている間は子どもをヘルパー/ベビーシッターに預けて自分の好きなことができるので、少しの時間ではありますが、開放感と充実感を得ることができました。
そのおかげもあり、夫とも喧嘩せず大変な時期を乗り越えることができたので本当に良かったです。
良かった点③信頼できるベビーシッターに出会えた
一番最初に来てくださったベビーシッターの方が本当に良い方で、子どものことを本当に可愛がってくれました。
元保育士の方で、子どもの面倒を見るのも慣れていたというのもありますが、この月齢はこういう接し方をすると良いですよとアドバイスをくださったり、話を聞いてくださったのも非常に心強かったです。
残念な点①派遣される方を選べない
残念ながら、派遣されるスタッフの方をこちらから選ぶことができません。
また、前日までにスタッフの方の名前は申請画面から確認することができますが、確認できるのは名前のみ。
年齢やどんな方(ベビーシッター歴や経歴など)なのかといった情報がないのは不安材料の一つでもありました。
利用者としては、こちらの情報は相手に開示されているので、ある程度派遣される方の情報も共有してもらえるよう希望したい部分です。
安心感と信頼感にもつながりますよね
残念な点②スタッフの中には合わない方もいた
これも正直に言いますが、合わない方は何人かいました。
自分のことをしたいのに雑談をしてきたり、世代もあると思いますが子育ての考え方が違ったり(私の娘の時はこうだったみたいな感じの方もいた)。
ベビーシッターの中にもすごく子どもに話しかけたり遊んだりしてくださる人もいれば、話しかけず無言で抱っこしかしない方もいたりなど。
市のサービスだから仕方ないなと思いますが、だからこそ指名制があれば良いのになと思いました。
工夫した点①すこやかへのフィードバック
非常に面倒見の良い方や、15分以上遅れた方などについてはすこやかにフィードバックもしました。
特に15分以上遅れた方については、時間になっても連絡がなかったこともあり、今後マッチングをなるべく控えてほしいという要望も伝えました。
また、良かった方に当たった時は、その方にあらかじめまたベイビーすこやかを使う予定なので、その時はぜひお願いします!と直接本人に言うこともしました。
そのおかげで、都合が合う日は結構入ってくれましたよ!
工夫した点②マニュアルを作成する
何度かサービスを利用していると、初めての方に結構当たるんですね。
そうすると、例えば哺乳瓶を洗うスポンジや洗剤、乾燥機、浴室のシャワー方法(沐浴時)など都度一から説明しないといけないんです。
もう途中から説明するのが面倒になってしまい(笑)、マニュアルを作成しました。
マニュアルといってもこの程度の本当に簡単なものです。
相手も一度に全て覚えられるわけではないので、忘れてしまった時や逆に私が説明し漏れていた時用に確認してもらえるようにしておきました。
マニュアルは母がサポートに来てくれた時にも役立ったので、作って良かったと思います。
ベイビーすこやか:まとめ
残念な点もありつつも、やはりベイビーすこやかの利用はかなりおすすめです。
やはり最大のメリットは安さ。
民間のベビーシッターを利用するとなると1時間2,500円前後しますが、ベイビーすこやかなら1時間1,000円で利用できてしまいます。
また、孤独感に襲われがちな産後直後は誰かと少し話ができるだけでも気分転換にもなります。
是非利用を迷われている方は参考にしてみてください!