妊娠中や産後、特に働くママたちにとって悩みのタネとなるのが産後の職場復帰ですよね。
- 「保育園入れるかな?」
- 「いつ職場復帰しよう・・・」
- 「保育園見学必要かな?」
などただでさえ忙しくて大変な産前産後に頭を抱える方も多いと思います。
そこで本記事では「保活はいつから始めるべき?」をテーマに、4月生まれの我が家の場合を参考に保活の流れを紹介します。
- 保活って必要?
- 妊娠中に保活がおすすめの理由
- 8月頃から徐々に混み始める保育園見学
結論、0歳児で子どもを入れたいとお考えのママであれば、妊娠中に気になる保育園を数件見ておくのが良いと思います。
もちろん体調のこともありますので、ご無理は禁物です!
保活って何?
保活とは、子どもを保育園に入れるために保護者が行う活動のことを指します。
最近は待機児童問題もかなり減ってきましたが、それでもやはり職場復帰を考えているママのほとんどが気にしていることの一つだと思います。
特に保活をしている保護者の多くが認可保育園への入園を目指していると思います。
なぜ保活がこれだけママたちの頭を悩ませるのかというと、自治体によって入園時期や申し込み時期、募集人数が決まっているから。
何歳から入園させたいかによって保活のスタート時期も変わってきます。
4月生まれの我が家の場合
我が家の第一子は4月生まれ。
保育園に入園となると、途中入園も含めて約1年後の4月からは0歳児クラスに入園することになります。
調べてみると、次のようなスケジュールでの保活を推奨しているサイトが結構多くありました。
4月:出産
7月〜9月:保育園の情報収集、気になる保育園をリストアップ/保育園見学や入園説明会に参加
10月〜12月:自治体への認可保育園の入園申込期間
2月:審査の結果通知
4月:入園
実は私自身は、妊娠中は保活なんて産後落ち着いたらで良いでしょと思っていた一人。
なのですが、先輩ママたちから動けるうちに行っておいた方が良いとアドバイスをもらい、安定期に入ったタイミングで7-8件ほど、産後も数件、トータル10件以上回りました。
可能であれば妊娠中に保活をしておくのがおすすめ!
妊娠中と産後に保活をしましたが、産後子どもと一緒に保育園を回るのは結構大変だなと思いました。
と言うのも、妊娠中ある程度回っておいて良かったなと思う理由は2点あります。
- 時間にゆとりをもって行動できる
- 子どもが保育園で風邪をもらうかもしれないと言うリスクを考えなくて良い
時間と体力にゆとりをもって行動できる
特に産後数ヶ月は数時間前に自分が何をしたかも忘れてしまうくらい慌ただしい毎日が続きます。
ゆっくりとスマホやPCを見ている時間がありません。
また、出産後に保育園を数件周りましたが、抱っこ紐で園内を回るのは結構体力的にも大変でした。
特に数階建てのような大きい保育園だと、階段の上り下りが発生します。
さらに、子どもの生活リズムが確立されていない場合は、ぐずりやすいので、その辺りも考慮しないといけないので、意外と神経を使いました。
子どもが保育園で風邪をもらうかもしれないと言うリスクを考えなくて良い
保育園に行き始めると、絶対風邪もらってくるからね!なんて話を聞きますよね。
子どもと一緒に保育園見学をするときは、風邪をもらってこないか正直ドキドキします。
妊娠中は子どもの体調を心配することもなく見学できたのでその点気が楽でした。
保活をするにあたり考慮した条件
保育園選びで考慮したい条件は人それぞれだと思いますが、我が家の場合は以下が揃っている保育園を優先的に見学しました。
- 通園のしやすさ(徒歩10分圏内もしくは駅周辺が理想)
- 園の運営方針や体制がしっかりしている
- モンテッソーリもしくは知育に力を入れている
- 英語に力を入れている
- 安全面・衛生面がしっかりしている
通園のしやすさ(徒歩10分圏内が理想)
最初は車通園も考慮していたのですが、途中から何かあったときにすぐに行ける方が良いよねと夫と話し合い、徒歩10分圏内もしくは駅周辺で探すようになりました。
園の運営方針や体制がしっかりしている
実際には行かないと詳しいことは分からないのですが、一つ目安としたのが保育園のウェブサイトです。
ウェブサイトがきちんとしている&電話対応が早くてきちんとしていると言う点も一つの目安にしました。
モンテッソーリもしくは知育に力を入れている
モンテッソーリや知育は保育園が強みとして出している特色の一つでもあるので、これもウェブサイトでチェック。
「お住まいの地域名 モンテッソーリ 保育園」などで検索して引っかかる保育園を優先的にピックアップしました。
英語に力を入れている
英語は早い時期から慣れ親しんでいる方が特にスピーキングやリスニングに効果的なので、保育園での教育有無は一つの選択材料にしました。
ただ、私の住む自治体の場合は特に認可保育園の場合、英語に力を入れている保育園が少なく、最終的にはオプショナルの条件になってしまいました。
英語教育は力を入れている保育園はウェブサイトにも書いてあることが多いです。
書いてない場合や分からない場合は直接保育園見学で聞くのが良いです。
安全面・衛生面がしっかりしている
非常用通路の確保や保育園内の衛生面も考慮しました。
これも保育園見学してみないとやはり分かりません。
その他、保育園の老朽化や室内がごちゃごちゃしていないかなどもチェックしました。
保育園見学していた中で、トイレが汚い保育園があり、そこはその後候補から外しました。
保活を実際にしてみて感じたこと
最初は保活ねぇなんて思っていた私も、数件回るうちに、保育園によって特色が大きく異なるなと感じ始めました。
実際に見学してみると、あれちょっと違ったなんてことも結構ありました!
可能であれば夫婦で行くのがおすすめ
最初は保育園に行かせること自体消極的で、保育園見学にも消極的だった夫。
でも彼には彼なりの育児の考えもあり、これから先色んなことを二人で決めていくことを考えると保育園見学も少しは見ておいて欲しいなと言う気持ちがありました。
そこで、仕事からの帰宅後には、見学してきた保育園のパンフレットを見せながらメリット、デメリット、自分の意見などをちょくちょく言うように。
何度も繰り返しているうちに、「保育園見学行っても良いよ」となったんです!
実際に夫婦で参加すると、夫の反応や意見も共有できますし、行くことで「園庭や大きな保育園が良い」と言う新たな条件なども出てくるので、メリットが大きいなと思います。
夏以降は予約を取るのが大変なことも
保育園にもよると思いますが、私の自治体は10月から保育園の入園受付期間が始まることもあり、夏くらいから徐々に予約が取りにくくなってきた印象がありました。
時期としては、冬から春にかけて、または入園が落ち着いたあたりの初夏くらいまでの期間が比較的空いているのではないかと思います。
保活の進め方
スムーズな保活をするための進め方を紹介します。
- 保育園の情報収集をする
- 保育園見学を予約する
- 入園の申し込み手続き
保育園の情報収集をする
保育園についての情報収集は、まずは各自治体のウェブサイトの認可(認証)保育園一覧を確認するのがおすすめです。
参考:調布市の認可保育園一覧、認証保育所
または、市役所でも一覧をもらえると思いますよ!
この一覧を元に、ある程度気になる保育園の目星をつけ、そこから各保育園のウェブサイトをチェックしたり口コミをチェックします。
保育園のパンフレットは、保育園見学でしかもらえないケースが多かったですが、簡単な質問程度であれば保育園に直接電話するのもありかもしれません。
保育園見学を予約する
私の場合は全て電話で保育園見学の日時を予約すると言う流れでした。
早いところだと所要時間は約30分、長くても60分程度です。
日時を決めたら事前に確認しておきたいことをリストアップしておくと良いです。
- 英語教育は力を入れているかどうか
- アレルギーがある場合の給食について
- よく行く公園など
- 年間のイベント
- 保育園の運用方針
入園の申し込み手続き
入園の申込手続きは市役所で書類をもらうか、ウェブサイトから必要書類を印刷して期間内に提出します。
個人的には市役所で書類をもらうのがおすすめです。
と言うのも、その際に市役所の方に色々と聞けるから。
例えば、自分の現在の総収入や条件だと保育園に入れる可能性がどれくらいあるのか、どの保育園が人気なのかなど、人によっては教えてくれることもあります。
ウェブサイトに載っていない情報を入手するにはやはり市役所に足を運ぶのがベストです。
保活についてよくある質問
保活をする上でよくある質問をまとめました。
- 1歳入園は0歳入園よりも難しいですか?
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自治体や保育園にもよると思いますが、基本的に0歳児がエスカレーションで上がるので、必然的に枠が少なくなる、もしくは空きがないという状況もあります。そのため、0歳児枠の方が入りやすい傾向があります。
- 保育園の一時申込に落ちてしまった
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第二次、第三次枠の申し込みもあると思うので、市役所に相談してみてください。
- 0歳児を保育園に入れるデメリットはありますか?
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人によって考え方が違うのでなんとも言えませんが、私の場合、敢えて挙げるとしたら子どもと過ごす時間が限られることかなと思います。また、保育園に行くと周りの子から風邪をもらいやすくなるので、家族全員でダウンすることもあります。
- 専業主婦なのですが、保育園に入れられますか?
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認可保育園は、仕事をしていることが前提ですが、認可外保育園は就労義務はありません。